ノルウェーへの留学がおすすめの理由

ノルウェー ノルウェーあれこれ

私は社会人期間を経てノルウェーの大学院へ留学をしたのだが、元々は自分の専攻の専門性をより学べるところという理由で北米の大学を目指していた。しかし、第一志望の大学院に落ちてしまい第2志望は「実習を1年間受ければ」という条件付きで受かったものの、学費の高さからそこを断念し、滑り止め的に受けていたノルウェーの大学院からも合格をもらっていたのでそこにいく決意をした。
私が当時留学した時のノルウェーの学費は留学生を含めて全員が、無料。なんともノルウェーの素晴らしい教育システムの恩恵のおかげでノルウェーに留学することができて、一生忘れない体験ができたり、生涯の伴侶に会えたり、本当にノルウェーよ、ありがとう🙏と言いたい気持ちでいっぱいである。

ところが・・・今までずーっと留学生も、ノルウェー人と同じ待遇で、大学・大学院は学費無料だったのだが、去年から政府が方針転換して、EU圏以外から来た留学生にだけ学費を課すようになってしまった。私が当時通っていたコースの現在の学費を確認すると、日本円で1年でなんと約300万円ちょい(現在のルートで換算)かかるとなっている😱つまり2年で卒業できたとしても学費だけで600万円。
もしこれが自分の時だったら、途中からそうなっていたら・・と考えると恐ろしすぎる・・絶対に卒業はできていないし、学費がかかるとわかっていたら留学すら断念していただろう。
EUからの学生は今までと変わらずSemester feeだけ(1学期で約1万3000円程度)の支払いでいいとのことだけど、EUの学生の方がたくさんお金持ってるじゃん🥲とか思ってしまう・・今までたくさんいたアフリカやアジア圏からの留学生はほぼ姿を消しているのではないだろうか。


私は今までオーストラリアやカナダで数ヶ月英語を学んだことがあり、住んだことあるのはノルウェーのオスロ市含めて3か所だけなので比べるのは母数が少なすぎるかもしれないのだが、ノルウェーは日本人留学生におすすめの土地(すくなくともオスロ市は)と言える。学費が無料!というのは1番のおすすめポイントだったが笑それ以外でもいくつかなぜおすすめかという説明ができるポイントがある。もちろん何を学ぶかによるかもしれないから、ノルウェーで学びたい専攻が見つかっている人なら、と条件をつけておく。とってもおすすめだからこそ、学費の発生で日本人が行けるハードルが上がってしまったことは、非常に残念に思っている。だからもし資金がたくさんあって海外留学を目指している方なら、是非英語圏のだけでなくノルウェーも検討してもらえたらなと思う。ただ、やはり首都のオスロと他の都市は結構事情が違いそうなのでここでは「オスロ」をお勧めする理由としておく。

オスロが日本人留学生におすすめできるポイント

街がコンパクトだしおまけに公共の交通機関網はいうことなし!

他のヨーロッパの国々と距離が近いため他の国へも旅行しやすい

物価はバカ高いが、同時に時給も高いため生活費は稼げる

留学生は特にほぼ確実に寮に入れるため、自分で一から物件探しをしなくて済む

英語が通じて、さらにノルウェー語も学べる機会がある!

日本語を話したくなったら日本人も多くはないが、少なくないため見つけやすい

オスロ大に日本語学科があるため、ランゲージエクスチェンジ相手も見つけやすい

ざっとこんな感じ。
留学生で車を持っている人はほぼほぼいないと思うので街自体がコンパクトかつ、交通網が発達しているのは本当に生活しやすい。私は途中から中古で自転車を買ったけど、大学院やバイト先まで徒歩でいけたので留学時代の大半は徒歩移動だった。
空港までも中央駅から一本で1時間もかからずにいけるので、日本へも帰りやすいし、もちろん海外旅行もしやすい。なにより私は他のヨーロッパの国々へ行く時も時差がないことが最高だった。日本から遠い海外へ行くと時差があるのが当たり前で、それが遠い国だと適応するのに結構時間がかかるのも辛いところだと思う。そしてLCCがたまにセールをしていて、ロンドンまで片道10ユーロとかでも行けちゃうこともあった。
学生は週20時間以内というアルバイト時間の制限があったが、学校が長期休暇の時は無制限とされていたのでイースター休みや、秋休み、夏休みなどたくさん働いて旅行に費やしていた。
またオスロにはStudentbyという寮がいくつも点在していて、どの寮もプライベートルームがあり、キッチンやトイレは共同だった。何人とそれをシェアするかによって値段がかわる。一人部屋にキッチン、トイレ、シャワールームぜんぶ付きのところから16人と共同などもあった。どこの大学の学生も自分も入りたい寮にアプライできる。私は最初に寮に申請したとき、第3希望くらいまで出せたが、一番大学に近くて安い寮に入ることができた。寮の費用も一般の物件に比べて安価に設定されている。
そして何よりもノルウェー語が公用語だけど、英語がどこでも通じるということも留学生は住みやすい理由の一つ。カフェやお店でも最初はノルウェー語で話しかけらるが、通じないことを察すると、すぐに英語にスイッチして話してくれる。ノルウェー語をがっつり学びたい人からすると、英語が通じてしまうのでなかなか上達しにくいという人もいたけど、大学でノルウェー語の初期の講座は無料で受けることもできたため、学びたければいくらでも学べる環境にあったと思う。(私は鼻からあきらめていた・・・・🥲)
また日本人も多くはないが、それなりにいるので、日本語が話したいなーとか思ったら、日本人のコミュニティなどに顔をだすとすぐに友達もできる環境だったと思う。ノルウェーにはワーホリもできるので、それで来ている人も結構いたかな。またオスロ大学には、結構珍しいと思うんだけど日本語学科というのがあったから、日本語を学びたいノルウェー人や、少し話せるよという人も何人かあったことがあって、その人たちと交流することもできると思う。
もちろん日本語環境から完全に離れたいっていう人も、そこに行かなきゃいいわけだからどっぷりノルウェー環境につかることも可能だと思う。
私は、日本人でもいろんなバックグラウンド持った方もいて話して楽しかったし、気の合う人も出会えたから日本人だから距離置くとかそういうことはせずに生活していたように思う。

そんな感じで自分次第で、いろんな生き方ができるノルウェーオスロで、留学生活を送るのは悪くないと思う。ただ、もちろんいいことばかりではないし、ここどーなのよ!ノルウェー!ってこともあるけどそれはどこに行ってもあると思う。そしてけして都会ではないから娯楽は少ないし、あと冬は激サムで、昼間は短いからどよーんって感じの時もあるけど、それはそれで日本ではできない経験だから留学には悪くないのではと思う。
永住するとなればまた話は別になると思うので、今日はあくまでも留学生としての話をした。
ぜひご参考に😀

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