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まずは出生受理証明書の取得から。その名のとおり出生届が受理されたことの証明書。
ネットで検索しても自分の住む自治体で、「出生受理証明書」の取得の仕方について書いてあるHPを見つけられず、役所に電話。
親切なお姉さんから「取れますよ〜」と教えていただく。ただし出生届を出した人でないと、委任状が必要であるため、スムーズなのは届出を出した人が手続きした方がいいよと教えてもらい、手続きした夫が役所へ。簡単にもらうことができた。手数料で350円だったかな?
そして問題はここから。この書類を英語に訳し、訳された英語がうそでないことと、もともとの書類がうそでないことを日本政府に証明してもらう必要がある。そのために、まず
①認定された翻訳会社を見つけて英訳を依頼
②英訳された書類を公証役場に持っていき、認証をもらう
③公証役場に認証をもらった書類に外務省からアポスティーユをもらう
アポスティーユとは
公印確認,アポスティーユは,どちらも日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。外国での各種手続き(婚姻・離婚・出生,査証取得,会社設立,不動産購入など)のために日本の公文書を提出する必要が生じ,その提出先機関から,外務省の証明を取得するよう求められた場合,また日本にある提出先国の大使館・(総)領事館の領事による認証(=領事認証)取得に際して要求された場合に必要になります。よって,外国の提出機関あるいは駐日大使館・(総)領事館が求めている場合のみ申請をして頂くことになります。
引用元:外務省
そして公証役場とは、全国に設置されている外務省管轄の公文書を作成するための役所のこと。
ここでなぜ②の工程が必要?直接翻訳された書類に外務省からアポスティーユを貰えば済むのでは?と疑問が湧くが、外務省でアポスティーユをもらえる書類は公文書のみであり、個人や会社が作った書類は私文書に分類されるので、私文書は公証役場でまず認証をもらって公文書扱いにしてもらった上でじゃないと取り扱ってもらえないということなのだ。
つまり
①でちゃんとした人に翻訳してもらいましたよ〜
②でそれを公的な書類にしてもらいましたよ〜
③で外務省もそれを認めてますよ〜
の三段階でようやくノルウェーが認める書類になるということである。
公証役場は各都道府県にいくつかあるようでおそらく自分たちで手続きすれば費用は抑えられるのだろうが、書類を作った本人が手続きをしなければまた委任状などが必要そうだったため、外務省のアポスティーユだけ自分たちですることに。よって翻訳と公証人の認証については翻訳会社に代行でしてもらうこととして、これらをお願いする翻訳会社を探すことにした。
夫がノルウェー大使館からもらったメールには「ここで翻訳者をさがしたらいいよ」と参考のリンクをもらったようだが、参考までに下記に載せておく。
我々は公証人の認証の手続きまでもお願いしたかったため、自分たちでグーグルで検索することにした。2つの会社に絞り、見積もりを依頼。A社は45000円ちょい、しかも外務省のアポスティーユについても込みの値段で、自分たちで行っても値段は同じとのこと。ちょっと予算オーバー。そして二つ目の会社がこちら↓
格安翻訳のトランスゲート さん
とっても丁寧で、3営業日に完了と対応も迅速。そして翻訳と公証人の認証の手続き込みで2万6千円ちょっと?だったかな?
こちらにお願いすることにした。
お願いする前に、これは必要な工程だったかはわからないけど、手元にある出生受理証明書自体にまず外務省でアポスティーユをもらっておいた。手続きは郵送でできるし、3日で返送されてくる。これがなくても、翻訳書類に公証人の認証をもらえれば、自動的に出生受理証明書も公文書になって、それもふくめて外務省はアポスティーユを押すことになるの?とも考えられるけどなんせ初めてのことでよくわからないから念には念を入れた。
そして、ようやく外務省にアポスティーユをもらった出生受理証明書を翻訳会社さんにPDFで送り、翻訳を依頼!あとは書類を待って外務省にまたアポスティーユをもらうのみ。
このプロセスは投稿のアイキャッチ画像のように険しいフィヨルドの山々のようです😵💫
③に続く
※こちらにのっている情報はあくまでもご参考程度にお願いします。
時代共に更新されたり、私たちの解釈が間違っていたりすることがあります。
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